●平常時の応急修復活動 地域の過疎化や信仰観の変化で、平常時でも危機に瀕している仏像彫刻は存在します。 地域のお堂でバラバラになった仏像と台座を一日がかりで組み立てました。 御像は室町時代15世紀の製作。台座、光背は江戸時代後期のものでした。 地域の中にはまだまだ深い歴史の痕跡は残されています。 この地域は過疎で、子供はもういないという集落でした。